2018_0102_153120_急行|梅田
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阪急6000系は1976〜80年(昭和51〜55年)に神戸・宝塚線用として126両製造された電車です。
昭和60年に中間車4両が追加され、最終的に総勢130両造られました。
神戸・宝塚線用としては5100系電車が最新型で、車体は昭和35年に造られた2000(神戸線用)・2100(宝宝塚線用)・2300(京都線用)系電車のデザインを踏襲したものでした。
また、電装品は、2000・2100・2300系では回生ブレーキや定速度制御など新機軸が盛り込まれましたが、
神戸・宝塚線に関してはその後、神戸高速鉄道を介しての山陽電鉄との相互乗り入れが具体化し、架線電圧が600→1500Vに昇圧されることになったことから、複雑な制御方式は放棄され、引き続く3000系・3100系(600V/1500V対応の福電圧車)・5000系(1500V専用車)・5100系(5000系の冷房車版で、神宝京共通設計・ただし、京都線は大阪市営乗り入れ規格満たす5300系を起こしたため、再び事実上,神宝線用)に至るまで、古典的でシンプルな抵抗制御を採用され続けていました。
最終の5100系の製造もひと段落したことから、次世代の車両として新機軸を取り込んだ試作車2200系が造られました。
2200系は車体としてはそれまでの2000系車体の基本は踏襲しつつ側窓寸法拡大・扉高さ拡大・前面に種別方向幕の設置と標識灯・尾灯の位置変更・スカートの追加・乗務員室の拡大が実施されました。
また、電装品も電機子チョッパ制御という回生ブレーキの使える省エネ機器と5300系でも採用された前電気指令式ブレーキを採用しました。
このうち制御装置については長期に亘って効果や耐久性の確認が必要となることから、車体とブレーキ方式の新機軸の試作成果を先取りして量産されたのがこの6000系になります。
アルバム: ◎こ)交通機関・阪急神宝線・6000系電車
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