小さな花:コノテガシワ3
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葉の先端部分に小さなオレンジ色の点が見えますが、これが「コノテガシワ」の花です。
下に説明を載せますので、よかったらご覧ください。
【コノテガシワ(児の手柏)】
・檜(ひのき)科。
・学名 Biota orientalis
Biota : コノテガシワ属 orientalis : 東方の、東部の
Biota(ビオータ)は、ギリシャ語の「bios(生命)」が語源。
・中国原産。江戸時代に渡来。観賞用。
・ヒノキに似ているが、ヒノキよりも葉の間隔が密で葉っぱはより太い。
・春、だいだい色の小さな花が咲く。
・実の先端は角状にとがってそり返る。
名前は、小枝がよく分岐し、小児の掌(てのひら)を立てたように並ぶことから。
≪奈良山の 児の手柏の 両面(ふたおも)に
かにもかくにも 倭人(こびひと)の徒(とも)≫
万葉集 消名行文(せなのゆきふみ)
――「季節の花 300」より引用――
アルバム: 植物や風景
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